CFD取引についてなら
オーバーナイト金利とはFX(外国為替証拠金取引)でいうスワップ金利をイメージすると理解しやすいかもしれません。
スワップ金利と同じように、CFD取引のポジションを翌日に持ち越した場合に、オーバーナイト金利が発生します。
オーバーナイト金利は、買いポジションを持ち越した場合には、(建て通貨の政策金利 + CFD取引会社の設定金利)によって決まります。
逆に、売りポジションを持ち越した場合には、(建て通貨の政策金利 - CFD取引会社の設定金利)によって決まります。
オーバーナイト金利の説明に、買いポジションを持ち越した場合、オーバーナイト金利を支払い、逆に売りポジションを持ち越した場合、オーバーナイト金利を受け取れるという説明があります。
しかし、上記計算式より算出するため、建て通貨の政策金利がCFD取引会社の設定金利より低い時には、売りポジションを持ち越した場合であってもオーバーナイト金利を支払うことになりますので注意が必要です。
では、実際に低金利通貨建ての海外CFD、高金利通貨建ての海外CFD、それぞれを売却した場合のオーバーナイト金利の計算について見ていきましょう。
低金利通貨建ての海外CFDを10,000通貨分売却し、そのまま翌日に売りポジションを持ち越したとすると、政策金利から設定金利を引いたオーバーナイト金利分を支払うことになります。 (政策金利<設定金利の場合)
◇低金利通貨建ての海外CFD 売りのオーバーナイト金利計算
仮に低金利通貨建ての政策金利を0.25%、設定金利を3%とします。
オーバーナイト金利(年)
0.25% - 3% = -2.75%
10,000通貨分 × -2.75% = -275(仮にUSDとする)
オーバーナイト金利(1日)
-275USD ÷ 365 = -0.75USD
このポジションを翌日にロールオーバーした場合、1日あたり0.75USDが取引口座から出金されます。
高金利通貨建ての海外CFDを取引金額10,000通貨分売却し、そのまま翌日へ売りポジションを持ち越したとすると、 政策金利から設定金利を引いたオーバーナイト金利分を受取ることになります。(政策金利>設定金利の場合)
◇高金利通貨建ての海外CFD 売りのオーバーナイト金利計算
仮に高金利通貨建ての政策金利を7%、設定金利を3%とします。
オーバーナイト金利(年)
7% - 3% = 4%
10,000通貨分 × 4% = 400(仮にAUDとする)
オーバーナイト金利(1日)
400AUD ÷ 360 = 1.09AUD
このポジションを翌日にロールオーバーした場合、1日あたり 1.09AUDが取引口座に入金されます。
ご理解できましたでしょうか?
低金利通貨建ての場合と高金利通貨建ての場合では、同じ売りでもオーバーナイト金利を受取る場合もあれば、支払う場合もあるのです。
上記のことから、高金利通貨建ての売りポジションは有利と言えますし、また設定金利の低いCFD取引会社を選択することも重要だと考えられます。
現物株CFDや株価指数CFDで該当する銘柄を持っている場合に配当金が発生します。
例えば、現物株CFDについて買いポジションを持っている場合、現物株を持っているのと同様に配当金を受取ることができます。逆に、売りポジションを持っている場合は、配当金を支払うことになります。
尚、配当金は受け取れますが、株主優待を受ける権利や株主総会に出席する権利はありません。
次はCFD実践編です。
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